エフェクターのつなぎ方
エフェクターのつなぎ方はミュージシャンによって拘りもあり、いろいろなつなぎ方が想定できます。それはなぜかと言うとつなぎ方によって全く同じエフェクター同士、同じツマミ位置でも音色がガラっと変わってしまうからです。それは何故でしょうか?
エフェクターのつなぎ方 歪み系
エフェクターのつなぎ方は、主にディストーションやオーバードライヴ等歪み系の前か後ろかがポイントとなります。歪みと言うのはお判りの通り過大なゲインに対して「歪んでしまう」ものであり、その歪みによって倍音が追加される訳です。
揺れ物エフェクターは?
例えば歪み系の前に揺れ物系(モジュレーション系)のフェイザーやフランジャーを繋いだと仮定しましょう。揺れ物系は音色を揺らすと共に音量も多少変わっていますね。歪み系の前に揺れ物系をつなぐとその音量の変化で歪み方が揺れと共に変わってしまいます。ですので、一般的には「揺れ物系は歪みの後」ということになっています。
しかし一概に決まりとも言えません!
本来歪みと言うものはアンプを歪ませて作った音で、歪み系エフェクターもその音を目指しています。まだエフェクターが充分普及していなかった70年代。ほとんどのミュージシャンがアンプで歪ませていましたね。またその頃の音はビンテージな音として基本であり、お手本となっています。
VAN HALENが使ったフェイザー
そのお手本のミュージシャンたちがフェイザーを使うときは必ずアンプの前です。すなわち現在のエフェクターで例えるならば「歪み系の前」ということになります。代表的なミュージシャンはエディ・ヴァン・ヘイレンですね。彼はファーストアルバム、セカンドアルバムでは好んでフェイザーを取り入れ、リフにまでフェイザーを掛け、すでにその曲はフェイザー無しでは演奏できないまでにしています。そのエディもフェイザーはアンプの前です。アンプの前にフェイザーを繋いだからこそ、あのうねりと叫びを繰り返すようなサウンドが生まれたのでしょう。
エフェクターのつなぎ方にルールなしか?
このようにエフェクターのつなぎ方には決まったルールはありません。しかしここではごくごく基本をあげておきましょう。揺れ物、空間系は歪みの後です。ワウやコンプレッサーはギターからの音量の変化でエフェクトしますので歪みの前です。
イコライザーに関しては2通りあります。10バンド以上のイコライザーを音質補正(ハウリング防止や低音振動の防止)に使うのならば歪みの後。7バンド程度のイコライザーをブースター代わりに使うのならば歪みの後が良いですね。